浜田光夫 研究室

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岡 ななみ
   

 青春 浜田光夫 「キューポラのある街」―あれから50年

   
    出版:展望社 発売年:2012年7月14日

     

     ―目次―

    百周年と五十周年のわが想いを綴る――まえがきにかえて

    序章 わが人生に定年なし
      ・昭和も遠くなりにけり――処女出版の思い出
      ・生後一カ月目の誕生日に父が他界
      ・わが人生に悔いなし――役者人生五十年の第一歩
      ・役者には定年がない――いつでも現役の心意気
      ・心はいつもアンチエージング

    第一章 誰か青春を思わざる――思い出の日活スターたち
      ・日活スターという勲章
      ・年下なのに姉の感じの吉永小百合さん
      ・憧れの裕次郎さんとの出会い
      ・裕次郎と旭、さすが日活二大スター
      ・長門裕之さんのような役者になりたい
      ・日活三悪人の川地民夫さんのこと
      ・私たち夫婦の結びの神が高橋英樹
      ・千の風になった高校のクラスメート山内賢
      ・エースの錠さんの役者人生
      ・和泉雅子さんの微笑ましき変貌ぶり
      ・ブラない大女優の浅丘ルリ子さん
      ・尊敬する先輩女優吉行和子さんとの濡れ場

    第二章 私に人生を教えた人たち
      ・私の芸名の由来になった若杉光夫監督
      ・浦山桐郎監督の厳しい人生透視の姿勢に共感
      ・ガキの私に妥協をしなかった蔵原惟繕監督
      ・台本で泣かされた井上ひさしさん

    第三章 私の人生を変えた大きな話と小さな話
      ・バイオリンとおなら
      ・白日夢のごとき童貞喪失記――私は草食系男児の走りだった?
      ・失明の危機に立たされたとばっちりの大けが
      ・予想以上の大手術と手術後の苦悩
      ・人間の一生に付いて回る神と悪魔の試練
      ・運命の糸が繋がっていた妻との出会い
      ・芸能界第一号のハワイ挙式
      ・酒との出会いは悲喜こもごも
      ・病気やけがが左右する人生の岐路
      ・美空ひばりさんとの因縁
      ・愛川ゆかりとの不思議な出会い――五十周年記念盤のデュエット秘話

    第四章 屑籠に捨てる独り言
      ・名前と人生
      ・試写で号泣した著者――『愛と死をみつめて』のこぼれ話
      ・母の大往生
      ・コクリコ坂よ日活青春映画――吉永小百合さんのエッセーに想う
      ・主治医はアイアンキングのファンだった
      ・中国ロケで痛快な浜田光夫人気
      ・芝居のさなかドッキリ火事のアナウンス
      ・吉永小百合人気で露出度が増えたDVDの浜田光夫
      ・役者の副業ビジネス

    第五章 人生劇場死ぬまで主役――同世代人への応援メッセージ
      ・死ぬまで世間と向かい合って生きる
      ・老いて人間嫌いになることを自戒せよ
      ・シニア劇団の快挙に惜しみない拍手を
      ・芝居にたとえられる人間の一生――誰もが主役
      ・早咲きながら枯れずに生きる
      ・ガールフレンドとボーイフレンド――異性の効用

    浜田光夫の出演リスト


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    目次だけでこんなにも胸が高鳴る本が他にありますか!無いです!

    興味を持ち始めたころに買ったのですが、面白すぎて一晩でいっきに読んでしまいました。今まで10回以上は読んでます。
    浜田光夫さんは映画のイメージが強くて好感度が高すぎるから、本を読むことでイメージ壊されたら悲しいな、大丈夫かな、と心配しながら読んだのですが、全く以って余計な心配でした。
    むしろ高すぎる好感度の更に上を行く、素敵すぎる本!ファンにならずにはいられない!

    この手の本でよくある"昔のことすぎて忘れてしまったわ"、ということもなく当時の撮影秘話や、スター、監督さんとのエピソードも詳しく教えて下さるし、
    "俺はこんなに凄いんだぜ"と偉ぶるわけでもなく嫌味なく紳士に、他人のことは否定せずむしろ周りの人たちのお陰で、という書き方をされるのが印象的。偉ぶっていいくらいの存在でいらっしゃるのに。
    小百合さんもそうですよね。お互いに相手を立てる書き方をされていて、本当に素敵だと思います。だからこそ、たくさんの名作が生まれたのではないでしょうか。どちらかが上から目線でもどちらかが特別な感情を抱いてもダメだと思うんですよね、コンビって。私個人の意見ですが。
    特に、浜田光夫さんが目に大怪我を負わされ入院しているときのお話は、浜田さんの本を読んで小百合さんの本を読むと涙が・・・。
    計り知れない絶望や苦悩に襲われたであろうに明るく振る舞って、励ましてくれた人への感謝も忘れていないし、困難も受け入れて乗り越えてしまう強さはいったいどこから湧いてくるのだろう・・・20代そこそこでそんな風になれる?(私だったら塞ぎ込んでしまうわ。私だったら代役の渡さんを褒めることなんて出来ない。人間として本当に憧れる。浜田光夫さんのような心を持ちたい。)

    奥様とのエピソードも素敵だし、端々に浜田光夫さんのお人柄の良さを感じられます。そのうえ、おもしろい。文章がお上手。トークもお上手ですもんね。
    これはいたるところで言っている気がするけど、お芝居がすこぶる巧くて、歌もお上手で、見た目も爽やかで整っていて清潔感があって、それでいてなんだか親しみやすさもあって、性格も良く優しく明朗で、周りの人たちにも恵まれ、健康への努力も怠らず、常に前向き!って、完璧すぎません???浜田光夫さんって、完璧すぎません???

    この本でも書かれているけど、生涯現役を宣言して下さるって、ファンにとってこれほど嬉しいことはないですよね!最高に幸せなお言葉!

    これからも100回以上は読み返すだろうな・・・(笑)

    目次だけで十分内容の素晴らしさは伝わるから一言おススメ文でも添えよう、くらいの気持ちで書き始めたはずなのにこんなことになってしまった・・・(゚Д゚;)
    是非お近くの書店やAmazonでお求めください!!!

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