浜田光夫 研究室

浜田光夫さんファンによる

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管理人
岡 ななみ
   

 おしゃれ大作戦

   
    配給:東宝

    制作:東宝映画

    公開:1976.1.17

    監督:古澤憲吾

    脚本:松木ひろし

    製作:安達英三朗 森岡道夫

    共演:由美かおる、岡崎友紀、磯野洋子、田崎潤、藤村有弘

    浜田光夫さんの役名:浅野卓郎

    ♥ ストーリー
    服飾学院を舞台に、学院を乗っ取ろうとする吉良(藤村有弘さん)と対抗する女生徒たちとの攻防を描く。
    忠臣蔵のストーリーをベースにしているパロディだそうです。

    浜田光夫さんは、院長・浅野卓郎役。

    ♥ 浜田光夫さんご出演シーン
    ※ストーリーの流れ関係なく浜田光夫さんのシーンのみです。一度観た記憶を元にしているため不十分な箇所や私の思い込みな部分があるかと思われます。


    浅野文化ドレメ学院で国際ファッションフェスティバルを開催することになり、院長夫婦と学院の出資者の吉良商事の社長・吉良豪蔵が話し合いをしている。
    スポンサーがついているからと冷静な応対をする奥さんと、気弱そうな夫。
    吉良のは帰りの車に乗り込む。『出資しても構いませんよ。』と申し出る吉良に「本当ですか?それはもう~」と卓郎。頼りないなあ。奥さんが断ります。
    吉良は奥さんをものにしようと企んでいた。

    吉良は産業大臣(田崎潤さん)と会食し、国際ファッションフェスティバルのスポンサーからの出資の止めさせるよう根回しをする。
    スポンサーからの提供を断られファッションフェスティバルは中止となる。
    卓郎はひとりで吉良を訪ね、「浅野卓郎、一生のお願いです!」と必死に資金の提供を懇願する。
    『場合によっては…』と言う吉良に「おっしゃってください!!」
    『奥さんに明日のゴルフに一人で来るようにと言ってください。』……

    奥さんはひとりで箱根のゴルフ場へ。吉良の手の者に『ホテルが取ってあるから部屋で待っていてください。』 とホテルに通される。
    待ちながら卓郎と電話。「吉良さんはまだ見えていないのか?心配で心配で…」
    電話を切った後も卓郎一人で「私も一緒に行けばよかった…」とそわそわ。良い人なんだろうけど頼りないな。煙草吸っていた。珍しい。

    一方多恵子は資金を出す代わりにと吉良に襲われる。振り切って逃げ帰る。
    卓郎の待つ自宅へと帰ると「多恵子!おかえり!どうだった?」と卓郎に迎えられるが、多恵子は何も言わず泣きながら二階へ。
    「多恵子!?」

    翌日、卓郎は吉良商事を訪ねる。
    「吉良さん、助けて下さい。さもなければ学院は…」と頭を下げるが、吉良は取り合おうとしない。「卑怯でしょう!夕べ妻を手籠めにしておいて!」
    もう浅野の院長退任は決まっている、あんたが責任とって首でもくくれ!と罵られる。
    「ちきしょう!!!」
    卓郎はそのまま山道を車で飛ばす。「多恵子許してくれ。私が馬鹿だった!」猛スピードで転落してしまう。

    卓郎のお葬式。開始22分でお葬式。ああ。
    吉良が院長になると発表し、その場で倒れ寝た切りとなってしまう多恵子。

    学院すべてを我が物とし、講師も女生徒たちも追放しようとする吉良に対抗する47名の生徒たち。大石を中心とし立ち向かう。



    以降は浜田光夫さんが出ていないので割愛。
    一応コメディ作品らしいけど、私には悲劇だった。忠臣蔵のストーリーを知っていたら楽しめるのだろうか。
    セクハラ満載で気分が悪い。吉良と産業大臣の近辺に潜り込み、悪事の証拠をかき集め、最後は復讐をするが、それでもすっきりしないのは何故だろう。
    登場する男性はほぼクズだけど、浜田光夫さんは良い役でよかった。良い人が過ぎるんだけど…。気は優しいが、頼りにならない。面白味のない竜二さん(「なんたって18歳!」)といったところか…(笑)
    あ、岡崎友紀さんの恋人役の志垣太郎さんが唯一の優良男性キャラかな。
    その他、由美かおるさん、ホーン・ユキさん、長谷直美さん、児島美ゆきさん、岸ユキさん等、70年代だなァ!という豪華な顔ぶれ。

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